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大屋 雄裕 Takehiro Ohya
レクチャータイトル
「自由か幸福か——配慮される社会と私たちの選択」
情報技術の発展によって、我々を取り巻く生活環境は大きく変化しています。なかでも我々の行動を監視し、記録する技術の普及は、たとえば街角の監視カメラの増加に結びついていますし、それが自由の侵害につながると不快感を覚える人も多くいます。しかし一方で、Amazonが過去の記録に基づいて商品を勧めてくれることや、監視カメラが我々の安全を守るために普及したことを考えれば、監視によって保障される幸福のことを考えないわけにもいきません。はたして、自由と幸福は両立可能なのでしょうか。あるいは、我々の志向に配慮されることは幸福や安全を保障してくれるのでしょうか。このレクチャーでは、主に監視社会をめぐる自由と幸福の関係という観点から、変わりゆく社会の行方とそのなかでの我々のあり方について考えてみたいと思います。
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講義日程
11/8(土)、12/20(土)、1/17(土)、2/14(土)、3/14(土) いずれも13:30〜15:00

大屋雄裕(おおやたけひろ)
名古屋大学大学院法学研究科准教授。1974年生ま れ。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科助手を経て現職。
専攻、法
哲学。情報技術の発展が法・政治システムに与える影響を哲学的に分析すること を最近の課題としている。
著書に『法解釈の言語哲学:クリプキから根元的規約 主義へ』(勁草書房)、『自由とは何か:監視社会と「個人」の消滅』(ちくま 新書)、共著に『岩波講座憲法1』(岩波書店)、『公共性の法哲学』(ナカニ シヤ)、『情報とメディアの倫理』(ナカニシヤ)などがある。
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